断酒23日め、原因
こんばんは(^-^)♪🌛
断酒23日めの夜になりました。
「……どうして自分はこんな酒飲みになったんだろう…?」
「…いつから?いったい『何が原因』でこんなふうになったんだろう……??」
最近よく考えます。
日本人の約半分は「お酒に弱い(飲めない)傾向にある」と言います。
だがら残りの半分は「飲める人」ですね。
お酒を飲める人でも全員がアルコール依存症になるわけじゃない。(予備軍や既に怪しい人は五万といますが)
私は高卒ですが実は大学に行きたくて仕方なかった。
大学受験に落ちた18歳の春、私は1浪を決めて予備校に通い始めました。
その矢先の6月に父親が脳硬塞で倒れました。父親は小さな個人経営で職人を二人抱えてました。
長男の私は、すぐに予備校を止めて父親の仕事に入るしかありません。
まだ学生の弟も妹も居ましたし、何より収入が途絶えては家族がやって行けない。
「大学に進学して思いきりスポーツをして、将来は教師になる!」
そんな私の目標や夢は、簡単に消えて無くなってしまいました。
随分くよくよしました。
夢を捨てる以外ありませんが、毎日辛くて仕方なかった…。
思い出してみれば私の最初の酒は「やけ酒」だったんんでしょう。
酒に対して「興味本位」とか「大人への入り口」なんて考えもしませんでした。
振り返れば本当に「やけ酒」でしたね。
最初から酔っ払うだけが目的。
「酔っ払って忘れる」「酔って弾けて紛らわす」のが目的でした。
突然夢が断たれたことへの喪失感
まさかの予備校生から職人への転換の不安
慣れない仕事、馬鹿にしてくる職人
毎日、毎月の経済的なプレッシャー
もう「飲まずにはやってられない状態」でした(笑)
……そんな飲み方のスタートだったのが、今まで体に染み付いてるのかなと思います。
「原因」はそこにありました。
若かった(子供だった)私は、酒に逃げるしか他に思いつかなかったんでしょう。
人生いろいろあります。
歳を重ねてプレッシャーが減るわけじゃありません。むしろ責任は増える一方です。
でも、もちろん生きてて「良いこと」もある。
朗らかにしみじみと「喜びの酒」を飲めた日だって沢山ありました。
でも、どんな時もやっぱり
「放っておけば酔っ払うまで飲む」
私にはそんな悪い酒癖だけが残りました。
アルコールに溺れた原因は「プレッシャーからの逃避」でした。
20歳少し手前の若僧だった私はそうでした。
今さら原因を消せるわけもない。
でも原因が分かった今は「今度は自分に打ち勝ってみよう」と思っています。
あれから30年。
私も50歳を過ぎたいいオヤジになったんだから、少しは「成長」しなくては。
プレッシャーから酒に逃げるのは、もう止めよう……
お疲れ様でした(^-^)v☀