50オヤジの断酒日記

50歳オヤジの悲哀か?酒止めれるのか??

断酒25日め、学習


こんばんは(^-^)🌛



断酒25日めの夕方です。


今日は長文になることをご容赦ください。
(…いつもだらだら長文ですが(笑)💦)


断酒に成功されてる沢山の方が、ほぼ共通して仰る一つの方法として

「酒そのものを嫌いになる」

があります。


私もその通りだと思います。
素晴らしい名案です。

例えば好きな食べ物を生涯我慢するのは大変な苦労が要ります。
でも嫌いな食べ物を禁じられても、痛くも痒くもありません。我慢なんてありません。

「酒を嫌いになる」

人は「学習すればそうできるようになる」と先輩方は仰いますし、既に沢山の方がご自分で実証済みです。
凄いことです……!


「私もそうなりたい……」

◎アルコールはエタノールという「毒」である
◎肝臓はエタノールが入った時点で何は捨て置き、大急ぎで「解毒」しようとする
エタノールアセトアルデヒドになりあらゆる発癌性物質を生成する
◎少量だろうと毒に変わりなく人体にとっては「異物そのもの」である
エタノールは大脳で理性を司る新皮質を犯してしまう。だから暴走する。麻薬と同じ
◎大量にエタノールを摂取すると急性アルコール中毒で「死に至る」他にそのような飲み物はない
◎肝臓に限らずエタノールは脳を萎縮させ、痴呆症を何倍も早める
◎欧米でアルコールは大麻より依存性の強い「薬物」と位置付けられている


もっともっとアルコールの有害性はあります。
先輩方は人間の脳は学習すればするほど「アルコールが大嫌いになれる」と仰います。


……でも私は、これ以上自分で酒の害を学習するのを「少し据え置き」しようと思っています。

私は自分の鞄にアレン・カーの「禁酒セラピー」を忍ばせています。
実は以前150日断酒(禁酒?)した時に読みました。当時の本音を言うと「ピンと来なかった」んです。

思い返せば当時150日も酒が断てたのは、
「子供や妻に許して貰いたい一心」だけの、つまり「真面目に反省しているお父さんをアピールする為の禁酒」だったんです。
だから禁酒セラピーが心に素直に入って来なかったんだと思います。

家族の元に戻れてから暫くすると「飲みたい、少しぐらい飲みたい」「たまの機会だけは許して欲しい」とぐずつき、妻を困らせ、またズルズルとまた元の大酒飲みに戻ってしまった。


でも今は少し違います。

上手く伝わらないかも知れませんが、今もくすぶる「…飲みたい、少しぐらい飲みたい」を、じっくり体験したいんです。

今ならアレン・カーの禁酒セラピーがすんなり私の頭と心に入って来るかも知れない。
でも、もう少し私は「じりじり」する経験を積まなくてはいけない。

例えは変ですが、

「よく効く頭痛薬を飲んで直ぐにスッキリするより、この頭痛にもがき苦しんでる状態を忘れてはいけない」

「もがき苦しんだ方が、それだけ頭痛薬(禁酒セラピー)の有り難さも余計に分かるだろう」

「……簡単に楽を求めるな。今はもがけ、苦しめ。まだお前にはその資格はない。簡単に楽になれば、また簡単にそれに手を出すだろう。お前はそんな奴だ」

「その上で本当にそれが必要なったら飲め(読め)」


ひねくれてるかも知れません。天の邪鬼かも知れませんが、私はいま、そうしようと思っています。


…今朝はフェイスブックで、友人が昨夜の宴会の様子を投稿していました。

以前の私なら、その生ビールの写真を見て「旨そうだなぁ~💦」と喉を鳴らしていたと思います。
でも今朝は違った。不思議に生ビールの写真を見ても、何とも思わなかったんです。

むしろ飲んだ時の「嫌な感じの苦さ」や「頭や感覚がボワッとしてしまう嫌な感覚」が頭をかすめました。

これには自分でも驚きました。


「……これは禁酒セラピーを読むチャンスか??」と思いましたが、まだもう少し「我慢」してみます(笑)


……ひねくれ者ですね。


でも、今度は失敗したくないんです。


さぁ!家に帰ろう……!🌇