50オヤジの断酒日記

50歳オヤジの悲哀か?酒止めれるのか??

断酒12日めの記憶


今日わ♪


昨日の断酒11日めの夜は「プチ同窓会」がありました。私は酒を飲まない決意で参加しました。

酒席で私がノンアルコールビールを注文すると回りから「どうした?車?」と聞かれたので「そうやねん。今日はバタバタして直接車で来てしまった。ごめん」と答えました。
でもそこは流石に50歳オーバーの集まり、誰もそれ以上は詮索しないしその後私に酒を強要するでもない。至って紳士的な連中でした。

酒が進むにつれ、飲まない私に皆が口々に

「飲んでないと大人しいなぁ(笑)」とか

「いつも凄いハイペースで飲んでるよな?(笑)」とか

「こないだは店の前の植え込みに埋まってたなぁ(笑)」とか

「最後に話したこと覚えてないの??(笑)」とか

何気に私のしでかした酒の失態を話してくれました。皆も別に悪気はなく、単なる笑い話の一つとして言ってくれてるんでしょうけど、私は恥ずかしさと情けなさで心がいっぱいになりました。
きっと皆も、普段の酔っ払った私を見て「呆れてた」ことも多々あったんでしょう。


みんな酒がどんどん進み「芋焼酎お代わり!」「こっちは日本酒!」と、私から見ても凄いハイペースで飲んでました。
でも私はきっと「それ以上」だったんでしょう。
会話はどんどん盛り上がりますが、素面の私は付いて行けません。次第に皆の声も大声となって、たまに喋る私の声はかき消されます。
皆、あっという間に酔っ払いの出来上りです。


ただ彼等と私の違うのは、彼等はどんなに騒いで酔っても、「ちゃんと帰る」ところです。
アルコールで気分がハイになっても、明日の仕事のことや家族のことは忘れていない。
あんなに盛り上がったのに、「じゃあまたね!」とみんな家路につくのです。

でも普段飲んでる私は違った。
回りに「もう1軒行こう!もう1軒行こう!」としつこく誘い、友人をタクシーに押込み、安いスナックでろれつの回らなくなった舌で歌をがなる。そして最後は記憶を無くしてしまう。
懐かしい話しも友人の近況も、酔っ払って何もかも忘れてしまっている。最悪な奴です。


皆と別れて車に乗り込み、
「確かに酒は喜びを膨らましてくれるけど、それは普通の人の話し。俺のように酒に飲まれて記憶を無くしては元も子もないな。
一緒に酔って盛り上がることはできなかったけど、素面ならしみじみ静かに本当の思い出がずっと記憶に残る。……俺の場合はその方がいいんだろう」

そう思いました。


まだまだ駆け出しの断酒ですが、今日も1日頑張ってみます(^-^)v