50オヤジの断酒日記

50歳オヤジの悲哀か?酒止めれるのか??

断酒46日め、酩酊


こんばんは(^-^)🌛



断酒もなんとか46日めです。

本物のビールに代わるノンアルコールビールも、自然に手が出なくなりました。

きっと身体的な依存からは離れられ、ほんの少しだけど精神的依存も遠退いて行ってるのかな?

でも今日は特別嫌なことがありました。
嫌なことと言うより「辛くて寂しいこと」でした。

正直ふと、ウィスキーのような強い酒を飲んで、このパツパツに張り詰めた頭を緩めたい、そんな衝動にかられました。

……なんとかやり過ごせましたけど。


酒を飲んで酔っ払うのを「酩酊状態」と言いますね。
ろれつが回らなかったり何度も同じ話しを繰り返したり、異常にはしゃいだりするよく見かける酔っ払い。
それを「単純酩酊」と言うんですね。

それ以上になって暴力的になったり記憶が飛んでしまう状態を「異常酩酊」と呼ぶらしい。

私は何度もこの異常酩酊状態になりました。
ただ暴力だけはやってません。(覚えてませんがそれは家族の証言だから間違いないと思います)

昨夜の酒の、ある時間からの自分のしたことを全く覚えてない。そんなことがよくありました。
いま思えば本当にぞっとします。

酒を止めてから意識しているせいか、最近は酒がらみの事件や事故が多く目につきます。


国交省の27歳の公務員が痴漢をして逮捕。本人は記憶にないと否定」

東京芸大教授が教え子が寝てるところを触った。酔っていた」

「58歳警察官が酒気帯びで逮捕」

「医師男性が線路で嘔吐していて電車に頭部を接触、死亡」

「若いホストがノルマの一気飲みで急性アルコール中毒で死亡」


毎日幾らでも目にします。


未来ある若者が、地位もある人が、警察官が
みんな「酒でやられてる」

親も泣く、家族も泣く、その子供も肩身が狭い、お父さんが居なくなって寂しい……。


逆に酔って事故でも起こせば両方の家族が一瞬にして不幸のどん底に落ちる。

そりゃ記憶には酒が残っている。
隙を見つければ誘惑して来ます。
本当の人の「弱ってる心の隙」を突いて来るのが酒だ。

そりゃ飲むのも自由、法律で禁じられてる訳じゃない。

だから現在断酒している人達は、少なからず
「自分の撒いた種だ」と『十字架を背負っている』んだと思います。

でも、もういいじゃないですか??

自分のせいじゃなく『酒のせいだ!!!』とはっきり言えば?

私はせめて、この場だけでも吐露したい。

『俺じゃない!俺のせいじゃない!酒の奴のせいだ!!俺はそんな悪い人間なんかじゃない!!』

『飲んで記憶がなくなる異常酩酊??そんなものがあるからいけないんだ!!だから「きちがい水」なんだ!!そんなものが24時間普通の顔してどこでも売ってるからいけないんだよ!!!』


……公の場や、家族には声高には叫べませんが、ここではそう叫びたい。

痴漢した人も事故で亡くなった人も、ホストの若者も貧乏から這い上がろうとしていた。厳しいノルマからテキーラの一気飲みを強要された。

みんな「その日までは真面目に一生懸命生きてた」んです。

ここだけでは言わせてください。


『全部酒が悪いんだ!!』と。